※この記事は土属性パーティーの編成紹介です。
グラブル……と言いますか、ソシャゲ特有の地獄の周回プレイ。
それを圧倒的に楽にしてくれるのがフルオート機能です。
今回は、その機能を活用することに特化した「フルオート編成」の紹介になります。
基本的には私の編成を紹介することが中心となりますが、該当キャラを所持していない方にも少しでも参考となるよう、他にも候補となるキャラを数名リストアップしておきました。
それでは、みなさまのグラブルライフが快適になることを願いつつ、本題に入っていきたいと思います。
▽執筆時の私の基本情報です。
- Rank 191
- マグナ編成
- 戦力 75,000
- プレイ歴6年(無課金)
フルオートの仕組み
※知っている方はどうぞ飛ばしてください。→次の項目へ
フルオート機能は、キャラたちがアビリティを使用しつつ戦闘するシステムです。
(召喚石は使いません。)
しかし、すべてのアビリティを使用するわけではありません。
アビリティはダメージ、強化、弱化、回復の4種類に分かれています。
フルオートでの使用順は「強化→弱化→ダメージ」の順で、
このうち、回復アビリティ(アイコンの枠が緑色のアビリティ)は使いません。
よって、敵の攻撃で全滅しないようにするためには、回復アビリティ以外の手段で回復しなくてはいけません。
また、使用間隔が0ターンのアビリティも使いません。
この仕様により、本来は優秀であるユリウスのようなキャラが、役に立てなくなる場合があります。
味方キャラを指定して強化するアビリティも使いません。
他にも、ザ・グローリーのリミットアビリティ「コルミロス」のように、「再使用で解除」系のアビリティも、使用した次のターンには解除されてしまいます。
よって、フルオート編成の場合はこれらのルールに注意しながら編成を検討しなければなりません。
これから私が紹介する編成は、フルオート編成の基本理念と一致していると思われますが、火力を気にしつつも、それなりの耐久力と、回復手段を確保した編成になります。
なお、幅広い敵を相手にすることを目的に編成しているため(汎用性重視)、特定の敵を攻略することは考えていません(非特化型)。
私のフルオート編成
主人公
ジョブ | ランバージャック |
武器 | 真・裁考天の鳴弦(ゼノウォフ琴) |
アビリティ | ディスペル+ミゼラブルミスト+落葉焚き |
役割 | ディスペル+攻防デバフ+攻防バフ+回復+奥義ゲージ補助 |
※今回、主人公にはソウルピルファーではなくディスペルを持たせていますが、それは弱体成功率UPを付与できるキャラを編成しているためです。味方でカバーできない場合には、ソウルピルファーを持たせてあげてください。
メインメンバー
クリスマス ナルメア |
アタッカー+自己回復 |
水着ブロ ーディア |
全体攻撃かばう+防バフ+属攻デバフ+グラビティ+自己再生+自己クリア |
浴衣 ジェシカ |
ブラインド+回復+クリア+弱体成功率UP+攻防バフ |
編成の特色
次に、この編成やキャラたちの特色を整理してみます。
バランスのとれた編成
この編成では非常にバランスよく役割が分担されています。
- 主人公(ランバージャック)は弱体役と奥義ゲージUP。
- クリスマスナルメアは長期戦で実力を発揮するアタッカー。
- 水着ブローディアは継続的に味方の被害を抑える盾役。
- 浴衣ジェシカはフルオートにおける希少かつ優秀なヒーラー。
季節限定かつ代役を立てにくいキャラたちなので、この編成と同じものを組むのは難しいかもしれません。いっそのこと、バランスを無視した編成にするのも1つの手だと思います。
水着ブローディアは継続的に味方の被害を抑える盾役
水着ブローディアの防御性能を象徴する1アビ(CT7)は、最大3ターンの間、全体攻撃を含む敵の攻撃から味方全体をかばいます。本人の防御力が高くなることもありますが、その他に、被ダメ1回の最大値を1500に固定する効果もありますので、高火力の多段攻撃以外にはとても強いです。
また、味方全体に消去不可の永続累積防御UPを付与できるダメアビを持っているうえ、敵にグラビティと命中率DOWNのデバフをかけるという手厚い保障もあるので、かばうが途切れているターン中でも味方への被害を軽減してくれます。
ちなみに、水着ブローディアがかばってくれるおかげで、クリスマスナルメアは確定TAを少しだけ維持しやすいです。クリスマスナルメアを今回のアタッカー枠に採用した理由の1つでもあります。
浴衣ジェシカはフルオートにおける希少かつ優秀なヒーラー
浴衣ジェシカは上手いこと奥義を回せると、毎ターンのように救命射撃(1アビ)を発動して、味方全体のHPを回復します。1回の回復量は少々控えめで、再生のように総合的な回復量が多いタイプです。
また、水属性には搦め手を用いてくる厄介な敵が多いので、浴衣ジェシカの奥義効果に付随する味方全体の弱体効果回復はとても便利です。特にフルオート時においてはその希少性が輝きます。
あとは2アビも良い性能をしています。弱体成功率UP+攻防UP+連続攻撃確率UP+与ダメ上昇と、実にてんこ盛りです。バッファーもこなすヒーラーは他にもいますが、フルオートにおいては唯一無二の存在でしょう。(私が持ってないキャラの中にはいるかもしれませんけれど……)
ちなみに、浴衣ジェシカの3アビには味方単体にバリアと追撃を付与する効果がありますが、残念ながらフルオートでは使えません。もしフルオートの様子を確認することがあれば、ちょっとだけ操作してナルメアに使ってあげると火力が伸びますよ。
高揚効果と活性効果は共存する
「真・裁考天の鳴弦(ゼノウォフ琴)」の奥義効果は、味方全体のHP回復と活性効果を付与です。この活性効果によるHP回復量はわずかなものなので、メインはHP最大時の奥義ゲージUPとなるでしょう。この編成では水着ブローディアの全体かばうがあるため、比較的に恩恵を受けやすい部類だと思います。
そして、この活性効果は高揚効果と共存可能です。よって、HP最大状態を維持することさえできれば、ランバージャックの「落葉焚き」による高揚効果と併せて、ターン終了時に奥義ゲージが20%UPします。3ターン継続できれば60%UP! これはすごいことです。
なお、ターン終了時の処理実行順は――
- 強化
- ターン終了時ダメアビを持つキャラが配置順に行動
- 活性+再生(回復量を見る限りはおそらく同時処理)
- 高揚
の順番です。なので、浴衣ジェシカのようなターン終了時にダメアビで回復処理を行うキャラがいる場合、回復→活性の順に効果が実行されるため、奥義ゲージUPが発生しやすいです。
奥義回転率はそこそこ
前項で説明したとおり、HP最大値を維持できた場合は、「落葉焚き」の高揚効果と、「真・裁考天の鳴弦」の活性効果によって、3ターンに1回ぐらいの高頻度で奥義を回すことができます。
……ただし、フルオートで戦う相手は基本的に強い相手が多いので、実際のところはHP満タンを維持するのは難しいです。そのため、実質の奥義回転率は4~5ターンに1回ぐらいの頻度となります。
この編成の連続攻撃確率はあまり高くありません。味方全体の連続攻撃確率UPを持つのは、浴衣ジェシカの2アビ(CT6、効果時間3ターン、DA20%、TA10%)だけです。
水着ブローディアは弱体効果が付与されていない時、自身の連続攻撃確率UPのサポアビを持っていますが、効果量は小さめです。唯一、クリスマスナルメアはカウンター効果が付与されている時に確定TAを出せますので、水着ブローディアのかばうのおかげで少しは維持しやすくなっています。なお、浴衣ジェシカも確定TAを出せますが、瀕死状態の味方がいる時という条件があるので、これはおまけみたいなものだと思ってください。
ターン終了時にダメージアビリティの嵐
主人公以外は全員、ターン終了時にダメアビを発動する可能性があるキャラです。
クリスマスナルメアは八双Lvが最大になっている時、敵の攻撃対象にされると2アビ(自己回復付き)が自動発動します。(←ターン数がかかるので長期戦で輝く)
水着ブローディアは奥義効果により、2ターンの間、ターン終了時に2アビ(味方全体に累積防御UP)を発動します。
浴衣ジェシカは1アビ使用後、3ターンの間、1アビ(味方全体のHP回復)を発動します。さらに、効果中に奥義が発動すると2ターン延長されるので、奥義がほど良く回っている場合にはほぼ毎ターン発動するようになります。
これらのダメージアビリティが発生するため、連続攻撃確率やキャラの基礎攻撃力に寄らず、火力が低いキャラは実質いないような状態となっています。ダメージアビリティは上限値を出しやすいですからね。
他の候補キャラ
表示順が上部の方が火力面、表示順が下部の方が耐久面に優れたキャラクターです。
ダーント&フライハイト
シンプルに強いアタッカー。黒猫棒術というストック型の独自バフを持っている。黒猫棒術のストックがある時には攻防バフがかかり、通常攻撃や奥義発動時に消費する代わりに追加ダメージ(アビダメ扱い)を発生させる。その際、確率で味方全体に「属性攻撃UP」or「ガード効果」or「HP回復」などの効果で支援も行うため、パーティー全体の総合火力や耐久力が向上する。ランダムではあるが、HP回復もできるのはポイントが高い。さすがです、フライハイト殿。
アナザーサンダルフォン
無属性や複数属性の敵に対して特に強いキャラ。攻撃性能と防御性能が凄まじく高い。HPの回復方法が特殊な仕様となっているため、フルオートにおいてもアナザーサンダルフォン自身は回復について考える必要がない。注意点は2つ。敵と味方全員の強化効果をすべて消去するアビリティを持っていること。完全に個人で戦っている状態のため、編成全体の火力ではダーントには劣ること。ちなみに、編成の相性も何もないのだが、消去不可系のバフを持っているキャラと一緒にするとロスが減る。
メルゥ
盾としての役割を得たアタッカー。自身には常に攻撃UP、マウント、クリティカル系、再生効果を付与できるうえに、2ターン(と奥義発動後の1ターン)の間は、確定TAと追撃と吸収効果を付与して戦える。ダメージアビリティや奥義性能UPは持っていないため、アタッカー性能としては上には上がいるような立ち位置。また、疑似的なかばうと、TAで溜まる戦士の猛りLvにより、中~長期戦では盾役として活躍できる。
メドゥーサ(恒常)
自分にカウンターを付与して戦うバランス型。攻撃面、耐久面、敵の弱体化など、手堅く幅広い活躍ができる。特に評価したいのは1アビで、5/6ターンの間、味方全体に属攻UPと属性ダメージカット20%を付与できる。また、ミゼラブルミストと同枠の攻防DOWNやスロウを持っているうえ、味方全体に弱体効果命中率UPを付与できるため、弱体役の片棒を担げる。カウンター効果が付与されている時には確定TAが出るので、自身の攻撃性能も悪くない。
サラ
パーティーの生存確率を高める盾役。味方全体に防御UPを付与したり、全属性ダメージカット、かばう(全体攻撃は対象外)などでシンプルに味方を守ってくれる。また、奥義効果で自分以外の味方全体にバリアを付与できるのも、地味ながら良い働き。すべてのアビリティの使用間隔が短めなので、フルオートでも活躍が見込める。
※読み飛ばしていただいて構いません。
ピックアップしておいて酷い言い草であることは承知していますが、それでも言っておかねばならないことがあります。特定の敵を想定しない場合のフルオート編成に、サラを編成する必要があるとは思えません。水着ブローディアも恒常メドゥーサも、防御面で味方を助ける働きをしながらも、彼女ら自身の火力は低くありませんでした。その一方で、サラは火力が出せません。もちろん、パーティーの耐久性を高めるという部分についてはしっかりと活躍してくれますが、ここで紹介している編成やキャラには、高難易度クエストに挑むような趣旨はありません。サラの防御一辺倒な性能は、火力面を必要以上に疎かにしてしまうため、理想的な編成のバランスを欠いてしまいます。そのような理由から、汎用的なフルオート編成にサラを入れることはオススメできません。
紹介はこれで終わり……にしようかと思いましたが、フルオートでも味方全体を回復できる希少なキャラを候補から外したため、さすがに理由と併せて紹介しておくことにしました。
Aqours1年生
奥義発動時と、4アビ(CT5)の完全回避時に味方全体のHPを回復できる希少なキャラ。1アビではブラインドとグラビティを付与できるため、敵から受ける被害を減らせる。ただし、フルオートでは4つのアビリティうち、2つが使えない。
👉候補から外れた理由
フルオート編成を考えるレベルの騎空士であれば、回復量がまるで足りない。その回復量のために編成するぐらいなら、回復を捨てて殴り掛かった方が良い。(ヒーラー不足の時代には助けられていましたが、環境のインフレには付いてこれないらしいです。ジャンプ系マンガかな?)
まとめ
土属性のフルオート編成紹介は以上です。
火属性もそうでしたけれど、なぜフルオートで回復できるキャラは季節限定に偏っているのでしょう? 実は意図的な采配だったりするのでしょうか?
土属性も味方全体のHPを回復できるキャラは少ないため、自己回復できるキャラクターたちで編成を組むことも視野にいれるべきかもしれません。
その場合は、候補に出したアナザーサンダルフォンやメルゥがおすすめです。
もしくは火属性と同じ結論で、救援前提で火力に特化した編成に振り切るか、ですね。
まぁ、どんな編成を組むにしても、ダーント&フライハイトを入れれば損はしません。
……今回、私が所持している土属性キャラを点検してみて、理想的なフルオート編成をつくることは難しいと改めて実感いたしました。手動でのバトル以上に、キャラクターに代えが効きづらい印象があります。それなのに、理想的な編成を求めてこだわってしまうのは、もはや我々騎空士の性なのかもしれませんね。
関連記事(他属性フルオート編成)
他属性のフルオート編成も紹介しています。参考になると嬉しいです。
・火属性フルオート
・水属性フルオート
・風属性フルオート
・光属性フルオート
・闇属性フルオート
以上、『【グラブル】土属性の汎用的フルオート編成+候補キャラ紹介』でした。