※本記事はgif画像を多用しているので、表示が遅い場合があります。
▽今回紹介する中の一例です!
はい。
例には「雨のエフェクト」のgif画像を貼りましたが、今回はそれを含めて
9つのよく使えそうなAviutlのエフェクトを紹介していきます!
使い方と併せて紹介していきますので、エフェクト調整の参考にしてください。
それでは早速、本題へ行きましょう!
集中線
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集中線が何かは説明不要ですよね?
インパクトを与えたい場面や疾走している場面なんかで使えると思います。
1-1 追加方法
→タイムライン(拡張編集)上で右クリック
→メディアオブジェクトの追加にカーソル合わせ
→カスタムオブジェクトを選択
(※カスタムオブジェクト追加時は最初から集中線が選ばれています。)
1-2 濃さ
「濃さ(こさ)」のパラメーターを変えると、線の密度が変わります。
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左が 30.0 で、右が 50.0 です。
・濃さが薄いと周囲の様子も見える感じがします。
・逆に、濃いと中心以外は見えづらくなります。
どのような場面を見せたいかで調整すると良いでしょう。
1-3 速さ
「速さ」のパラメーターを変えると、線の流れる速さが変わります。
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左が 10.0 で、右が 40.0 です。
・遅い集中線を使うとしたら、そのあとに加速させるような場合でしょうか。
・早いと単純にインパクトが強くなりそうです。
1-4 中心幅
「中心幅」のパラメーターを変えると、線が発生する位置が変わります。
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左が初期の 100.0 で、右が 180.0 です。
・中心に置くオブジェクトの大きさに合わせる。
・あとに幅が大きくなるようにすると、視界が開ける、速度を落とす、といった演出ができるかもしれません。
また背景を置く場合、それを震わせたり、拡大率を変えることで
集中線との相互作用が発揮できるかもしれませんね。
雨
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雨もそのまんまです。
雨が降っている場面で使うほかに、矢が降り注ぐみたいな場面(ある?)で使えます。
2-1 追加方法
→タイムライン(拡張編集)上で右クリック
→メディアオブジェクトの追加にカーソル合わせ
→カスタムオブジェクトを選択
→プルダウンから「雨」を選択(下記画像参照)
2-2 個数
「個数」のパラメーターを変えると、雨の密度が変わります。
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左が 400.0 で、右が 2000.0 です。
並べると雨量の違いがすごいですね(笑)。
・小雨なら個数を減らしつつ、後述の速度を下げる。
・土砂降りなら個数を増やす。
このような使い分けができそうです。
2-3 速度
「速度」のパラメーターを変えると、雨の速度が変わったり、上昇したりします。
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左が -4.0 で、右が 8.0 です。
目の錯覚でわかりづらいですが、左はマイナスなので逆再生のような感じに雨が上昇しています。(-1.0で確認するとわかりやすいです。)
・マイナスを使う機会は滅多にないと思います。
・速度よって雨粒の長さが変わります(速いと伸びる)。なので、風速が強い状況であれば速度のパラメーターを大きくするのもアリだと思います。
2-4 方向
「方向」のパラメーターを変えると、雨の角度が変わります。
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左が初期の 40.0 で、右が -100.0 です。
・横殴りの雨に打たれている、という場合には最大値の±100にすれば良いでしょう。
・「回転」のパラメーターも設定できますが、雨の降る方向はあくまで「方向」によって決まりますので、雨エフェクトでは「回転」を使わないことを推奨します。
2-5 拡散
「拡散」のパラメーターを変えると、雨の降り注ぐ方向が散らばります。
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左が初期の 20.0 で、右が 60.0 です。
・拡散を弄るような場面はほぼほぼないと思います。
・あえて言うなら、複数の方位からシャワーをかけられているという謎の状況ですね。
2-6 色
エフェクトによっては色を変更できます。
さきほどは触れていませんでしたが、集中線も色の変更は可能でした。
色の変更は、カスタムオブジェクトプロパティの最下部「色」ボタンを左クリック。
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これは雨を赤色に変更した場合です。
・スプラッタやホラーの描写で使えそうです。
・水っぽさを強調したければ、水色にして透明度を上げる、とかも良さそうです。
2-7 透明度
透明度を上げると後ろのオブジェクトが透けて見えるのは当たり前ですが、
雨の場合は雨粒が細くなったように見えるため、より自然な雨に見えると思います。
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左が初期の 0.0 で、右が 50.0 です。
・透明度が低い方が、視界の悪さを強調できると思います。
・視界が通っている方がいい場合や、自然な雨を描写したい場合は透明度が高い方が良いでしょう。(※透明度合いは背景に合わせて調整してみてください。)
ぐにゃ~
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ゆらゆら? 陽炎? ぐにゃり? くねくね?
私はこのエフェクトの名前が想像できませんでしたが、みなさんはどうでしょうか。
答えは「ラスター」です。
混乱しているとき、幻覚が見えているとき、ふわふわした発言をしたときのテキストなどに使えることでしょう。
なお、背景にエフェクトをかけると、上の画像のように両端に黒い波が出てしまうので、基本的には個々のオブジェクトかけるのが良いと思います。
……ということで、追加方法の紹介は2パターンに分けました。
3-1 追加方法1(オブジェクトにフィルタ効果)
下の画像では「人型ピクトグラム(画像ファイル)」にフィルタをかけています。
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→画像ファイルのプロパティ上で右クリック
→フィルタ効果の追加にカーソル合わせ
or
→画像ファイル右上の+ボタンを左クリック
そして
→「ラスター」を選択
3-2 追加方法2(フィルタオブジェクトの追加)
下の画像ではタイムラインにフィルタオブジェクトを追加しています。
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フィルタオブジェクトは、より下層のレイヤー(※)にフィルタ効果をかけます。
※ 例えば、Layer4 の下層レイヤーは 1~3 です。
上層レイヤーには効果を及ぼしません。
まとめてフィルタ効果をかけていい場合には、こちらの追加方法をおすすめします。
3-3 縦ラスター
ラスターのプロパティ内にある「縦ラスター」にチェックを入れると、
波の向きが 90° 回転します。
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波の向きは、各オブジェクトの長辺方向にかかっている方が見た目が良いと思います。
例えば、上の画像で言えば「人型←通常ラスター」「テキスト←縦ラスター」とか。
……ちなみに縦ラスターの真下にあるランダム振幅ですが、これにチェックを入れた場合、波形が不規則になります。
ただし、横幅のパラメーターが小さい場合は見てもよくわかりません。
ラスターについては以上です。
パラメーターは「横幅」「高さ」「周期」で、特筆すべきこともありませんでしたので、実際に数値を弄って調整してみてください。
ノイズ
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ノイズと言われて真っ先に思い浮かぶのはこれですよね?
別名:砂嵐
映像が途切れたとき、ホラーや不穏な演出などに使えます。
もしかしたらシーンチェンジの代わりにも使えるかも?
なお、Aviutlのノイズにはいくつかの種類があります。
上の画像は「Type4」のノイズです。
4-1 追加方法
→タイムライン(拡張編集)上で右クリック
→メディアオブジェクトの追加にカーソル合わせ
→フィルタ効果の追加にカーソル合わせ
→「ノイズ」を選択
→プロパティ内の「ノイズの種類」プルダウンから「Type」を選択
なお、フィルタ効果を当てるオブジェクトがないと効果がありませんので、
背景がない場合は白色の「図形(背景)」などを用意しましょう。
4-2 Type1
曇り空とか、粉塵とか、そんなイメージがありそうなノイズです。
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左が「変化速度」 3.0 で、右が 30.0 です。
個人的に、右は昭和史を振り返るときに使いそうなイメージがあります。
4-3 Type2
レントゲンとか、血管とか、雷とか、そんなイメージがありそうなノイズです。
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左が「変化速度」 3.0 で、右が 30.0 です。
なんとなく某アニメでギアスをかける描写に似ている気がします。
4-4 Type3
煙とか、臓器とか、そんなイメージがありそうなノイズです。
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左が「変化速度」 3.0 で、右が 30.0 です。
ちなみに、背景の色を[ RGB : 232,170,193 ]あたりにすると、
精神衛生上よろしくない見た目になりますのでオススメです。
4-5 Type4
ザ・ノイズ。
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「変化速度」は 3.0 ですが、他の数値にしてもあまり変わらないと思います。
最低限、これは覚えて帰りましょう。
4-6 Type5
私には使う場面が思いつかなかったノイズです。
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左が「変化速度」 3.0 で、右が 30.0 です。
スイカの皮? いや、スイカの模様に流動性はないですよね……なんでしょう?
4-7 Type6
細胞とか、アメーバとか、そんなイメージがありそうなノイズです。
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左が「変化速度」 3.0 で、右が 30.0 です。
左の動きは万華鏡っぽさがありますね。右は精神異常をきたしていそう。
4-8 グループ制御
前提として、ノイズのフィルタ効果は1つのオブジェクトにしかかかりません。
例えば、下記のようなレイヤー構成をした場合、
Layer1 背景
Layer2 人型
Layer3 ♫音楽ファイル♫
Layer4 ノイズのフィルタ
ノイズはクリッピングの要領で「人型」だけにかかります。
しかし、ノイズを使いたいときは、下の画像みたいに全体にかけたいですよね?
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こういった場合にはグループ制御を使いましょう!
グループ制御の追加
→タイムライン(拡張編集)上で右クリック
→メディアオブジェクトの追加にカーソル合わせ
→「グループ制御」を選択
これでグループ制御が追加できました。
グループ制御にノイズのフィルタ効果を追加
→グループ制御のプロパティ上で右クリック
→フィルタ効果の追加にカーソル合わせ
or
→グループ制御プロパティ右上の+ボタンを左クリック
そして
→「ノイズ」を選択
→プロパティ内の「ノイズの種類」プルダウンから「Type」を選択
これでグループ制御にノイズのフィルタが追加できました。
グループ制御の使い方
グループ制御は上層レイヤーに影響を及ぼします。
具体例を参考に説明します。(※Q&Aは飛ばしていいです)
Q. グループ制御ってなに?
A. 対象となっているレイヤーに、グループ制御の「動き」や「フィルタ効果」などを反映します。例えば、グループ制御のY座標を0から100に直線移動させた場合、対象レイヤーに置かれているオブジェクトも、元の動きに加えて、Y座標を100移動させます。
Layer1 グループ制御
Layer2 背景
Layer3 ♫音楽ファイル♫
Layer4 人型
Layer5 猫型
・グループ制御は、影響下におきたいレイヤー群の一つ上に設置します。
・グループ制御プロパティ内の対象レイヤー数を変更します。
例えば、「猫型」以外にノイズをかけたい場合、対象レイヤー数を「3」にします。
以上です。
少しややこしいかもしれませんが、仕様がわかればそんなに難しくありません。
もや(ボケ)
中心以外がぼやけて見えるエフェクト。
Aviutlでの名称は「周辺ボケ光量」です。
カメラや視界のピント、目の悪さや異常、映像の乱れなどの表現に使えると思います。
5-1 追加方法
→タイムライン(拡張編集)上で右クリック
→メディアオブジェクトの追加にカーソル合わせ
→カスタムオブジェクトを選択
→プルダウンから「周辺ボケ光量」を選択(下記画像参照)
5-2 光量
「光量」のパラメーターを変えると、ボケ範囲の明暗度が変わります。
左が 10.0 で、右が 190.0 です。
・直線移動で数値を変化させると視界が潰れる感じが演出できそうです。
なお、初期の光量は 90.0 です。
5-3 境界
「境界」のパラメーターを変えると、ボケのグラデーション幅が変わります。
左が初期の 150.0 で、右が 30.0 です。
・左のように、ある程度の境界がある方が自然な雰囲気になります。
・右の場合はピントがはっきりとするので、視線誘導をしたいときには有効でしょう。
5-4 色ずれ
プロパティ最下部の「色ずれ」にチェックを入れると……画像を見た方が早いです。
左が色ずれなしで、右が色ずれありです。
・電波がうまく受信できない。
・動画、映像データが壊れている。
こんな演出に使えると思いますので、結果的に不穏さを醸し出すのに使えます。
ストップウォッチ(タイマー)
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Aviutlでの名称は「カウンター」です。
……用途は言うまでもありませんね。
RTAやTASの動画でしか見かけない気がしますが、
ふとした場面で使いたくなるかもしれません。
使い方は上の画像に集約していますので、追加方法以外で特筆することがありません。
一応、簡潔にまとめると……
・カウントアップであれば、「表示形式」のパラメーターを適したものに設定する。
・カウントダウンであれば、それに加えて「初期値」と「速度」を設定する。
6-1 追加方法
→タイムライン(拡張編集)上で右クリック
→メディアオブジェクトの追加にカーソル合わせ
→カスタムオブジェクトを選択
→プルダウンから「カウンター」を選択(下記画像参照)
分裂
gifだと目がおかしくなりそうだったので、静止画でお届けしています。
画面が「1×1」→「2×2」→「3×3」→「4×4」→「n×n」と増えていくエフェクトです。
Aviutlでの名称は「画像ループ」です。
主にMADで使われている印象があります。
センスで使用するエフェクトな気がします。
7-1 追加方法
なお、ぐにゃ~のところで補足していましたが、
フィルタ効果は下層レイヤーに影響を及ぼします。
(上層レイヤーには影響しない。)
7-2 横回数・縦回数
「横回数」と「縦回数」のパラメーターを変更した数値に応じて、画面の分裂数が変わります。基本的に、横と縦の数値は同じで良いと思います。
この画像の設定だと、「1×1」から始まり、「4×4」まで変化していきます。
もし、「1×1」→「2×2」→「4×4」→「8×8」のように
倍々に増やしていきたい場合には……
上の画像を参考にしてください。
まず、画像ループフィルタの「横回数×縦回数」を「2×2」にします。
そのうえで、倍々にしたい分だけコピペして、タイムラインにずらして置きます。
明るくなる(目を開く)
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真っ暗(黒)な状態から明るく(白く)なっていくエフェクト
……ではなく、編集方法です。
目を覚ます、目を開ける、暗闇から脱出する、暗闇で照明を当てられる
などのシチュエーションで使えると思います。
上の画像はgifであるためにグラデーションの段階がくっきりしすぎていますが、MP4形式で出力する際にはもっと滑らかになるのでご安心ください。
8-1 追加方法
→タイムライン(拡張編集)上で右クリック
→メディアオブジェクトの追加にカーソル合わせ
→フィルタ効果の追加にカーソル合わせ
→「グラデーション」を選択
なお、フィルタ効果を当てるオブジェクトがないと効果がありませんので、
背景がない場合は白色の「図形(背景)」などを用意しましょう。
8-2 円形
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上の画像のようなエフェクトを作りたいときには、以下のように設定してください。
・幅:直線移動で 0 → 1000 (移動後の数字は1000でなくても構いません)
・グラデーションの形状:円
8-3 凸形
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上の画像のようなエフェクトを作りたいときには、以下のように設定してください。
・幅:直線移動で 0 → 1000 (円形と同じ)
・グラデーションの形状:凸型
レトロフィルム風
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よく見かけるエフェクトですね。
回想シーン、古い映画、昭和などのイメージがあれば使えそうです。
オシャレ感がありますし、これだけで凝った編集をしているように受け取ってくれる人もいるかもしれません。
9-1 スクリプトを追加する
このエフェクトは「セピアノイズ」と言いますが、Aviutlには入っていません。
使いたい人は、Aviutlにスクリプトを追加する必要があります。
セピアノイズを含めたスクリプト一式を、
「さつき」氏というお方が無料公開してくださっています。
感謝して使いましょう。
― 手順 ―
①ダウンロードしたデータを解凍しましょう。
②Aviutlのフォルダを開きます。
(場所がわからなければショートカットアイコンを右クリックして「フォルダーの場所を開く」。)
③Aviutlのフォルダ内にある「script」というフォルダに、
解凍したデータの中身を移します。
もし「script」というフォルダがなければ、
解凍したデータフォルダの名前を「script」に変更して、
Aviutlのフォルダ内に移してください。
(このあたり、Aviutlの初期状態を覚えていないので申し訳ありません……。)
▽よくわからない場合、フォルダ構成がこうなればOKです。
Aviutl → script → ANM-ssd (フォルダ)
(フォルダ) (フォルダ) TA-ssd (フォルダ)
削除済み (フォルダ)
@ANM1 (anmファイル)
@ANM2 (anmファイル)
etc...
④これでスクリプトの追加が完了しました!
9-2 追加方法
→タイムライン(拡張編集)上で右クリック
→メディアオブジェクトの追加にカーソル合わせ
→カスタムオブジェクトを選択
→プルダウンから「セピアノイズ@FIGURE」を選択(下記画像参照)
セピアノイズは背景代わりに使います。
仮に他オブジェクトより上層のレイヤーに置いた場合、
セピアノイズ以外は何も見えません。
なお、セピアノイズより上層のレイヤーに設置するオブジェクトには、
「震える」のフィルタ効果を追加すると良いですよ。
レトロフィルムのガタガタ感が出て、ちょっと良い感じになります。
(私が張り付けているgif画像ではそのようにしています。)
9-3 レンズブラー
画面内に置くオブジェクトに「レンズブラー」のフィルタ効果を追加すると、
少しレトロ感が増します。
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左がレンズブラーなしで、右がレンズブラーありです。
・レンズブラーをかけた右の方は、オブジェクトの輪郭がぶれて見えます。
・ただし、レンズブラーをかけると見えづらくもなりますので、お好みでどうぞ。
作ったエフェクトは使い回そう!
exo形式のデータは素早く簡単に呼び出すことができますので、
何度も使えるエフェクトが作れたときには、exo形式にして保存しましょう!
それについては私が過去に書いた記事の中で触れていますので、
下の記事リンクから「目次」→「3.便利機能の紹介(.exo)」の項目へ飛んでください。
使う頻度が高いものほど、編集作業の効率化につながります!
おまけ:各エフェクトとレイヤーへの影響
Aviutlを弄っていると
・メディアオブジェクト
・カスタムオブジェクト
・フィルタ効果
このあたりの仕様で混乱することが多々あります。
そこで、少しまとめてみました。
カスタムオブジェクト
集中線や雨、他も多くのエフェクトは「カスタムオブジェクト」でした。
▽例
→タイムライン(拡張編集)上で右クリック
→メディアオブジェクトの追加にカーソル合わせ
→カスタムオブジェクトを選択
カスタムオブジェクトは画像ファイルと同じようなものです。
他のレイヤーに直接的な影響はありません。
実はカスタムオブジェクトは結構単純です。
フィルタ効果
ラスターやノイズなどのエフェクトは「フィルタ効果」でした。
▽例
→画像ファイルのプロパティ上で右クリック
→フィルタ効果の追加にカーソル合わせ
→タイムライン(拡張編集)上で右クリック
→メディアオブジェクトの追加にカーソル合わせ
→フィルタ効果の追加にカーソル合わせ
フィルタ効果はそれ単体では意味がありません。
他レイヤーのオブジェクトに影響を与えるものです。
影響を与える範囲は
・下層レイヤー全体
・最も近い下層レイヤー単体
など、様々です。
さらに、画像ファイルか、メディアオブジェクトか、グループ制御かなど、
何に対してフィルタ効果を追加するかでも異なります。
このようにフィルタ効果は少々厄介ですので、わからなくなった際にはまた見にいらしてください。
以上です(*^^)v
前回のAviutl記事から本記事の間に動画を2本作成しましたが、
今回紹介したエフェクトの一部を使いました。
いつになったら初心者を脱することができるのかわかりませんが、
一緒に勉強していきましょう!
『【Aviutl】よく使うエフェクト集|使い方と併せて紹介!』でした。